【1月24日開催・講演会&ワークショップ】「アートと人と町の関わりってどんなもの?」を開催します
更新日:2025年12月16日

Photo:Shinya Kigure
2026年1月24日(土曜日)現代美術家・宮島達男氏による対話型講演会&「時の海-東北」プロジェクト・タイム設定ワークショップを開催します。
第1部では、宮島氏のアーティスト活動の紹介をはじめ、これまでにさまざまな地域コミュニティと共に取り組んできたアートプロジェクトや、富岡町に2027年度の竣工予定の《時の海-東北》美術館(仮称)についてもご紹介します。
町に美術館ができることでどのような変化が期待できるのか、少し未来の富岡町を参加者と共に想像する対話型の講演会です。
第2部では、《時の海-東北》美術館(仮称)に恒久設置する作品《Sea of Time - TOHOKU》のタイム設定ワークショップを開催します。永遠に残り続ける作品にあなたの想いを込めて、アーティストの一人になりませんか?ぜひ、ご参加ください。
日時
2026年1月24日(土曜日)
13時30分から17時(13時から受付開始)
タイムテーブル
- 第1部・対話型講演会(登壇者:宮島達男)(13時30分から15時)
- 休憩・会場転換(15時から15時20分)
- 第2部タイム設定ワークショップ(15時20分から17時)
- 終了予定(17時)
開催場所
富岡町文化交流センター「学びの森」大ホール
〒979-1151 福島県双葉郡富岡町本岡王塚622−1
定員
第1部講演会:150名程度
第2部タイム設定ワークショップ:抽選50名
※希望者多数の場合には、抽選となります。あらかじめご了承ください。
参加費
無料
ワークショップのご参加にあたって
小さなお子様から大人まで、プロジェクトの主旨にご賛同いただける方はどなたでもご参加いただけます。
※「タイム設定」は、お1人様につき1回のみの参加です。
※既にタイム設定に参加し参加証明書をお受け取りの方は、設定した秒数を変更することはできません。
あらかじめご了承ください。
申し込み方法
学びの森イベント申し込みフォームより下記必要事項を入力の上、お申込みください。▽氏名
▽件名:「アートと人と町の関わりってどんなもの?参加希望」
▽内容:参加人数、お連れ様のお名前、参加希望プログラム
(講演会・ワークショップ)をご記入ください。(両方の参加可)
▽メールアドレス
学びの森イベント申し込みフォームはこちら
※お預かりした個人情報は、厳重に管理し、本事業の運営およびご案内のみに使用いたします。
※内容は変更になる場合があります。
「時の海‐東北」プロジェクトとは
「それは変化し続ける」「それはあらゆるものと関係を結ぶ」「それは永遠に続く」というコンセプトに基づき、デジタルカウンターを使った作品で知られる現代美術家・宮島達男氏が、東日本大震災の犠牲者の鎮魂と震災の記憶の継承、これからの東北の未来を共につくっていくことを願い、東北に生きる人々、そして東北に想いを寄せる人々と協働しつくりあげるアートプロジェクトです。
「9-1」とカウントする3,000個のデジタルカウンターが巨大な水盤に設置される作品《Sea of Time – TOHOKU》は、3,000人の人々が関わり、LEDの数字のカウントするスピードを参加者それぞれが希望する時間に設定することでつくられていきます。2016年から東北を中心に全国各地でワークショップを重ねながら参加者と出会い、2027年の作品完成を目標に活動を続けています。現在、参加者は2,838名となりました(2025年10月31日時点)。
また、作品《Sea of Time – TOHOKU》を恒久設置する《時の海 – 東北》美術館(仮称)を、福島県富岡町の沿岸部に建設を予定しています。
《時の海 - 東北》美術館(仮称)の内観イメージ ※2025年11月時点のイメージです
©Atelier Tsuyoshi Tane Architects
登壇者紹介

宮島 達男(みやじま たつお) 現代美術家
1957年生まれ。1988年 ヴェネツィア・ビエンナーレ新人部門に招待され、デジタル数字を用いた作品で国際的に注目を集める。世界30カ国250か所以上で作品を発表している。
代表作に《Mega Death》(1999 / 2016)、《Counter Void》(2003、テレビ朝日蔵)、《Sea of Time ’98》(1998)など。被爆した柿の木2世を世界の子どもたちに育ててもらう「時の蘇生・ 柿の木プロジェクト」(1995-)も推進している。1998年ロンドン芸術大学名誉博士授与。2006-2016年 東北芸術工科大学副学長。2012-2016年 京都造形芸術大学副学長。2020年 芸術選奨文部科学大臣賞。
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