館内構成
更新日:2023年3月7日
とみおかアーカイブ・ミュージアム館内図
エントランス・タウンギャラリー
「こころの復興」に向けた、町民や地域住民、来館者の交流の場です。
ワークショップなどの事業も行います。
- 中央商店街模型
- メッセージキューブ
- ふるさと3D体験(MReal)
- シアター(3つの上映番組)
1. 東日本大震災(富岡町の記録)
2. こころの証言
3. 旅立ちの時(アニメーション)
中央商店街模型
昭和20年から40年代の中央商店街の建物を写真から模型化。
写真が得られた建物のみ模型化しているので、あくまでイメージの街並みです。
メッセージキューブ
町や館へのメッセージを入力できる装置。
商店街模型に入り込んだような記念写真が撮影できるブースを併設しています。
シアター(映像コンテンツ)
富岡町の経験について理解を深めていただくため、シアター映像やプロジェクションマッピングも用意しています。
シアター映像は、
- 3.11からの町の10年間、
- 町民の被災・避難経験談、
- 当時の中学生の証言を元にしたアニメーションの3本。
常設展示室のプロジェクションマッピングは白い町の地形模型に映像を投影し、町の被災状況や避難指示区域の変遷、避難経路などを視覚的に説明しています。
展示は町の学芸職員が担当。
希望があれば展示解説(無料、お1人様でも可)を承ります。
ボールタウン
小学生(富岡校、三春校)が描いた夢の町を模型化し、メッセージキューブでメッセージが投稿されるとボールが回る仕組みです。
収蔵展示エリア
当館の目玉の一つ。約5万点の資料を保管する収蔵庫、資料の整理作業などバックヤードの観覧が常時可能です。
博物館の裏側を楽しむことができます。
収蔵庫での企画展示は不定期に更新。季節に合わせた収蔵資料の紹介や、町のホットな話題に関する展示を行っています。
収蔵展示エリア入口
資料の整理作業や収蔵庫などを見学できるコース。
2階から展示室を見下ろすことができます。
エレベーターはこちらから乗ることができます。
常設展示室
常設展示室には、約430点の資料が並びます。
展示前半は富岡の成り立ち・特徴を紹介。
まちづくり・産業・文字以外の資料で知る富岡など、富岡町がどのようなところなのかテーマ別に紹介しています。
展示後半は震災遺産を中心に構成。地震、津波の発生による被災や役場の災害対応から始まり、川内村への避難、避難生活の長期化などについて現物資料が語ります。
富岡町の成り立ち、地域の特徴展示
富岡町の成り立ち
富岡町の大地/動植物と自然環境/海岸線の形成とろうそく岩/最も古いくらしのあと/縄文時代のくらし/古代、磐城郡の北辺地域/岩城氏と相馬氏に揺れる富岡地域/発掘された軍事拠点
今に続くまちづくり
富岡宿の形成と町場への展開/天保国絵図に見る富岡町域/江戸時代の富岡支配/行政区分の移り変わり/官公庁の集中と郡役所/行啓と富岡公園/夜の森開拓のリーダーたち/近代農業の発展と灌漑施設/上手岡鉄山と棚倉藩士
富岡町のなりわい
農地開発と水利施設/ため池と用水路/人々の生活と地域の農業/小良ヶ浜漁港と近代漁業/古代人の漁と富岡川/古代から続く製塩と内陸に向かう道/近代富岡の産業と通信
日常のいとなみ
古代人の祈り/未来をつなぐ祈り/富岡の社寺/村の和算家関根熊吉/教育のあゆみ/双葉地区教育構想/富岡町の地名と文化財/富岡町のくらしと文化/中央商店街と衣食住
近現代のくらし
戦争と富岡地域/昭和の成長と地域開発/震災までの地域と原子力発電所
震災遺産展示
東日本大震災の経験
・災害対策本部資料(ホワイトボード、机、椅子、図面等資料、炭化したおむすび等)/新聞記事・映像資料/災対本部写真、町内被災写真/避難所リスト等資料、日記等
原子力災害と全町避難
・富岡駅資料(駅改札等)/夜ノ森駅資料(駅名標等)/パトカー(車体、バンパー、カセットテープ等)/美容室電気時計、薬局津波被災時計、電池時計、第二桜風寮電気時計等/富岡高校体育館照明等/各種写真
それぞれにとっての”複合災害”
- 避難手記(子どもの目から見た避難生活)
- 動物と災害に関する資料等
- 収蔵庫までを導線にした収蔵展示 ・活動紹介パネル等
- 連携機関の支援と保全協力者の紹介等
企画展示室
- 富岡地区模型と夜の森地区模型
- 定期的な企画展
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